風邪をひかなくなった代わりに――私の長い頭痛との付き合い

子どもの頃、私はとても体が弱く、年に何度も風邪をひいては学校を休んでいました。授業中に具合が悪くなり、保健室で寝ていた記憶もたくさんあります。

 

そんな私に転機が訪れたのは、中学生の頃だったと思います。ある日、庭先のコンクリートの上で急に「ガツン」という音がして目を覚ましました。自分が倒れて頭を打った音だったことに気づき、その直後からひどい頭の痛みが始まりました。


不思議なことに、その頃から風邪はあまりひかなくなったものの、代わりに頻繁な頭痛が現れるようになりました。学生時代、さすがに心配になって病院でMRI検査を受けたことがありますが、「とてもきれいな頭ですよ」と先生に言われ、原因は緊張性のものだろうと診断されました。

 

また、献血に行った際に「血が薄い」と言われ、もしかしたら栄養不足も原因かもしれないと感じ、そこからは食事にも少し気を配るようになりました。

 

それでも頭痛はなかなか手強く、今でもときどき私を悩ませています。

 

最近、YouTubeで杉本錬堂先生という方の動画を見ました。先生は「頭痛は咀嚼不足が原因だ」と話していて、イスラム教や仏教、日月神示などさまざまな教えに共通して「食べ物は口の中で47回噛んでから飲み込む」と書かれているそうです。また、親指側の手首から1〜2センチ下を押すと頭痛が和らぐという話もあり、試してみようと思っています。

錬堂先生は他にも色々と教えてくださっているので興味のある方は調べてみてくださいね。

 

夫は頭痛とは無縁ですが、ひどい肩こり持ち。私は肩こりが全くないので、夫の苦しみが分からないのと同じように、彼も私の頭痛の辛さを想像するのは難しいようです。でも、お互いに「分からない痛み」を持つ者同士として、ちょっと面白い組み合わせだなと思っています。

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