早朝のドライヴ

 

今朝、ふと思い立って少し早めに家を出てみました。

太陽が顔を出す前、ほんのり明るくなりはじめた町を車で走ると、不思議なくらい信号が次々に青に変わっていきます。

まるで道が歓迎してくれているような、そんな気持ち良さ。

大名行列って、こんな感じだったのかな?」なんて思わず考えてしまいました。

 

走っている車もまばらで、広い車道を自由に選んだ車線でスイスイ進める感覚は、まさに昼間の渋滞時とは別世界。

あの、遠慮がちで気を使いながら運転する時間がまるで嘘のようです。

 

気がつけば、いつもより驚くほど早く目的地に到着。

「もう着いたの?」と時計を二度見してしまいました。

 

夜中の静けさとはまた違う、ほんの少し朝に向かって動き出している町の空気と光。

その中を走る心地よさは、今まで知らない贅沢な時間でした。

 

毎日は絶対無理だけど、たまには、こんな朝の過ごし方も悪くないかもしれません。

 

一日の始まりが、少しだけ特別なものになる――そんな気がします。

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