今日、知り合いの車の助手席に乗せてもらっていた時のことです。
何気ない移動のひととき――それが一瞬で“人生のスローモーション”になるとは思ってもいませんでした。
交差点で、知人が何やらもぞもぞ…。私は何気なく前を向くと、目の前にはトラックの後ろ姿がどんどん近づいてきていました。
「……ああ〜〜!」
言葉にならない声が勝手に出てしまいました。
知人は慌ててブレーキを踏み、ギリギリのところでストップ。ぶつからなくて、本当に、本当に良かった……!
思わず「何やってるのー!」と突っ込んでしまいました。
聞けば、前の車が少しずつ進んでいたので、自分も進むものと思い、そのスキにスマホを取り出そうとしていたとか。
うん、ダメ、それ絶対ダメ。
(あとで自分でしっかり反省していました)
「寿命が5年は縮んだ気がする」
そんな冗談を言えるくらいには落ち着いたけれど、あの時の知人の顔は本気で青かったです。
いや、来ていた服の反射かな?
……いえいえ、確実に血の気が引いていました(笑)
目的地に着くと、知人はいつもよりも優しくなっていて、少し笑ってしまいました。
でも、ほんの少しの油断が、命に関わることもある。
今回、何も起きなかったのは、ただの「運が良かった」だけなのかもしれません。
無事に帰宅できて、ふと頭をよぎったのは、小学校の遠足で言われたあの一言。
「家に着くまでが遠足です」
今日もこうして生きていること、そして生かされていることに、改めて感謝した一日でした。
皆さんも、運転中はもちろん、助手席でも油断せず、気をつけてくださいね。