紫陽花がくれる、梅雨のごほうび
この季節になると、あちこちで紫陽花がとても綺麗に咲いています。
赤い紫陽花、青い紫陽花――「咲き誇る」という言葉がぴったりで、道行く人たちの目を楽しませてくれます。
我が家にも、母から何十年も前にもらった額紫陽花があります。白くて、まるで王冠のように輝いて見えるその花は、私にとって特別な存在です。隣にはピンク、青、紫が混ざり合った紫陽花も咲き、色とりどりの競演が楽しめます。
残念なのは、その紫陽花たちが家の裏に植えられていること。毎日目にすることはできないのですが、実はこれがベストポジション。家の前(南側)は日が強すぎて長持ちしなかったのですが、裏はちょうど良い日陰で、紫陽花たちには心地よい環境のようです。
数年前、知り合いにいただいた真っ白でまん丸な手毬のような紫陽花も、さし木に挑戦したところ、無事に根付きました。今ではあの時と同じように、かわいらしい花を咲かせてくれます。鉢植えなので、季節や天気に合わせて移動させながら楽しんでいます。
また、近所のよく通る道沿いには、まるで“紫陽花ロード”と呼びたくなるような、20メートルほど続く並木があります。雨で薄暗い日でも、その道を通ると自然と心が明るくなります。まさに、癒しのスポットです。
紫陽花は、その色とボリュームで、じめじめした梅雨の日々を美しく彩ってくれます。
ありがとう、紫陽花たち。あなたたちの存在が、季節を好きになるきっかけをくれます。
